【食べたい悲鳴】生理前に食べ過ぎちゃうのはなぜ?PMS暴飲暴食

ダイエット

生理前の暴飲暴食が止まらない、ケーキを一気に3個食べてしまった、チョコレートが無性に恋しくなる、パスタ大盛り食べたい・・・などなど、なぜか生理前になると起こる謎の暴食現象、月経前症候群(PMS)とも言われており、悩まされる女性は多いのではないでしょうか。
ダイエット中に一番つらいのが生理前のこの食欲ですよね。
生理前の暴食が起きてしまう理由はなんなのでしょうか?

生理前は食欲コントロールがきかない時期


生理前は、便秘でおなかがはったり、体内に水分がたまり全身がむくんだりして、体重が増えやすく、倦怠感を感じる時期です。
精神的にも情緒不安定になったり、怒りっぽくてちょっとしたことでイライラしたり・・・などといった変化がありますし、また満腹中枢にも影響があり食欲が旺盛となってコントロールが難しくなったりします。

特に、生理前の暴食としてよく挙げられるのが

  • 食べても食べてもなぜか小腹がすいて過食を引き起こす
  • おなかがすいているわけではないのに「食べたい」という食欲が止まらない
  • 急に甘い物ばかりが食べたくなる
  • パスタ、ラーメン、おにぎりなどの炭水化物が無性に食べたくなる
  • 夕食を食べたのにおなかがすいて眠れない

などなど、皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか?
ダイエット期間中に、この生理前の食欲をコントロールできないと、リバウンドの原因になったりストレス過多で他の部分に影響がいったりしがちです。

まずは、自分でコントロールできるようになりましょう。

生理前は体重増加しても当たり前だから安心して

生理前に、体重が多少増えたところで心配したり落ち込んだりイライラしたりする必要は全くありません。
1~2㎏体重が増加することは当たり前なので、まず「当たり前」という認識を持ちましょう。
増えたからといってここで無理に食事制限や運動をしても、効果が出にくい上に体に負担が大きいので、気楽に構えていた方が得策です。
生理が始まってから徐々に体重が減り始め、また自然に元に戻りますよ。

ただし、体重が通常の3㎏以上増えてしまった場合は、体重が生理後にも元に戻りにくくなりますので注意が必要です。

体内に3kg以上の水分や老廃物(便秘の人は主にUNCHI)が溜まると、生理後に自然には排出されにくく、そのまま脂肪に変わりやすくなります。
暴飲暴食、過度の便秘などの傾向がある人は、意識してコントロールする必要があります。

生理前に食欲コントロールが効かない理由

そもそも、生理前にどうしてこのような不調が起こるのかというと、黄体ホルモンが影響しています。
これは、排卵後~生理前にかけて分泌されるホルモンで、妊娠するためには必要なホルモンです。妊娠するための準備する体づくりとして、体温を上げたり、体内に水分をためたり、乳腺を発達させたりなど、体にさまざまな影響を与えるのです。

その結果、

○むくみやすい
○胸が張る
○便秘
○背中や肩が凝る
○肌荒れ

など様々な影響が出てしまいます。
自律神経も乱れやすく精神的にも肉体的にも不調が起こるのです。

また脂肪を蓄積させようと本能的に働くため、血糖値を上げる炭水化物への欲求が強くなるのもこの時期です。麺類や甘いものが無性に食べたくなるでしょう。

食欲については顕著に表れ、食べても「満足感」が満たされません。
胃の中には食べ物があるのに、満足感を感じないために「まだ食べたい」といった誤った指令が脳から出されることになり、過食となってしまうのです。

まとめ


生理前に暴食してしまう理由、これは本能的に仕方のないことです。
ポイントをまとめると、

  • 黄体ホルモンが影響して不調を起こしやすい
  • 体重が増えるのは自然で当たり前のこと
  • 食欲旺盛になりがちなので注意する

この3つになります。
生理前には、暴食になりやすいので注意が必要です。この時期の食欲は、カロリーは足りていて体的には満足しているけれど、脳が満足していないだけだということを自覚し、しっかりと食欲をコントロールしていきましょう。
さて、理由が理解できたら、次はさっそく対策ですね。
【生理前の暴食を抑える方法】で紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

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