土用の丑の日がやってきます。脂の乗った鰻と、タレが絶妙に絡まりあった鰻の蒲焼・・・・そしてその下には白いご飯が…!鰻って本当に最高ですよね。
土用の丑の日にはぜひ鰻を食べたいところだけど、ダイエット中でも鰻って食べてもいいのかな?って疑問に思う人も多いはず。
みなさんのダイエットを成功させるべく、ダイエット中に鰻を食べていいのかいけないのか、そして鰻の食べ方について解説します。
目次
2018年の土用の丑の日はいつ?
土用の丑の日は年に何回かあります。そのうち、暑い夏を乗り越えるスタミナ料理として重宝されることから、夏の土用の丑だけは毎年大注目されていますね。
今年、2018年の土用の丑の日は、夏は7月20日と8月1日です。
この次は、秋10月24日と11月5日に訪れますよ。
鰻は高カロリー高脂質だけど、美容効果の高いスーパーフード
鰻は、ジューシーで脂肪が多い魚のため、高脂質・高カロリーの魚といえます。そういう意味では決してヘルシーとは言えなさそうですね。
そのため一見ダイエットには不向きの食べ物というイメージがありますよね。
実際、カロリーだけで見ると、実は牛丼と鰻丼は互角なレベルです。
これは食べたら太りそう…って思っちゃいますよね。
でも、安心してください。
ダイエット中でも鰻を食べても大丈夫ですよ。
その理由は鰻の持つ驚くべき美容効果にあります。
鰻はビタミンやミネラルが豊富
鰻には、ビタミンやミネラル類が多く含まれています。
特に突飛しているのはビタミンAの含有量。うなぎ100gあたりにビタミンAが2400㎍含まれているんですよ。
ビタミンAは肌荒れや目の調子を整えたり、粘膜を健康に保ってくれる役割があります綺麗をサポートしてくれる大切な栄養素です。さらにビタミンAは脂溶性ビタミンのため、脂と一緒に摂取することで吸う収率が高まりますので、脂がのった鰻を食べれば吸収力がバツグンなのです。他にもビタミンB群、Eなども豊富に含みますので、アンチエイジングにふさわしい食べ物といえるでしょう。
鰻の脂肪は不飽和脂肪酸オメガ3
鰻は脂質が多いためカロリーは高めです。鰻の蒲焼100gで約300kcalもあります。
カロリー面だけで比較すると、鰻丼も牛丼も変わらないレベルなので、ちょっとダイエット中に食べるのを躊躇してしまう人がいるかもしれません。
でも、全く心配いりません。
鰻は食べても太りにくい食材なので安心して土用の丑の日を迎えてくださいね。
鰻に含まれる脂肪は、悪い脂肪ではなく「不飽和脂肪酸のオメガ3」に該当します。
オリーブオイルやごま油、アマニ油と同様、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす作用があるんですよ。そして牛肉や豚肉などの脂肪とは違い、常温でもサラサラと固まらない性質があります。
よく魚のDHAって聞いたことがありますよね。DHAもこれと同様不飽和脂肪酸オメガ3に当てはまるんですよ。
この鰻にも多く含まれる不飽和脂肪酸オメガ3は、ダイエットや健康に直結しています。
②脂肪の燃焼を助ける効果
③脳や神経細胞を元気にする効果
など様々な効果があります。
そのため、ダイエット中だからこそぜひ食べておきたい食べ物なのが”鰻”なのです。
夏バテ防止にもなりますので、土用の丑の日は鰻を食べて、心もお腹も美容も満たしてくださいね。
ダイエット中は鰻の食べ方に注意
いくら鰻が夏バテ予防やダイエットにいいと言っても、“鰻”はOKですが、鰻丼の下のご飯はNGです。
ご飯は糖質が高いので、血糖値がすぐに上昇してしまい脂肪を生成されやすくなってしまうのです。
ダイエット中の人で、土用の丑の日に鰻を食べるときは、鰻丼や鰻重ではなく、鰻の蒲焼を単体で食べるようにしましょう。
どうしてもご飯と一緒に鰻を食べたい時は、食べる時間帯を午前中にしたり、ご飯の量を控えめにするなど糖質オフを心がけるようにしてください。
ビタミンCを一緒に摂る
鰻にはビタミンCがほとんど含まれていませんので、ダイエット効果を上げるためにもビタミンCが豊富な食材と一緒に食べるようにすると効果的です。
鰻に含まれるビタミンA、Eと合わせてビタミンCが加われば、相互作用で抗酸化力がUPし、ダイエット効果と美肌効果がバツグン上がります。
野菜サラダや柑橘系の果物などを一緒に摂取するようにしましょう。
まとめ
土用の丑の日に美味しそうな鰻を我慢する必要がないのは、すごく嬉しいですね。
ダイエットにも美肌にも効果的なので、安心して食べてくださいね。