ダイエット成功のための9割を占めるのが、
食事です。
食事はエネルギー摂取のために行いますから、
肥満の人は食事でエネルギー量をコントロールする必要があるのは
当然のことですよね。
さて、食事制限にはどんな種類があるのか、
メリットとデメリットを含めてみていきましょう。
目次
肥満の人の問題は、ほぼ食事にある
私が美容クリニックに勤務していたころ、
肥満治療に通う患者さんがたくさんみえましたが、
やはり皆さん共通して「食べすぎ」。
だから、ドクターから食事をいつも指導されていました。
みんなと同じ量しか食べてないのに･･･とか、
少食なのに太るんです･･･とか、
太る体質なんです･･･とか、
みなさん口々にいろいろおっしゃっていましたが、
ドクターがよくよく話を聞くと
必ずといっていいほど食事に問題があります。
食べる量が多いか、
カロリーが高いか、
栄養が偏っているか、
食べるタイミングが悪い。
ほぼこれでした。
まぁ皆さん、ほぼ全員がお菓子食べてますしね。
「お菓子も食べないし、
低カロリーでバランスのいい食事を、
適量摂取しているのに太る」
なんていう人には、１人も会ったことありません笑。
肥満の人の問題は、食事にあります。
食事療法を行えば必ず痩せますよ。
食事制限ダイエットの種類
食事制限とは、
食事の内容や量などを一定のルールに基づいて制限することで
ダイエット効果をはかる食事療法のことです。
いろいろな種類がありますが、
正しく行えば効果を発揮するものです。
自分に合いそうなものを見つけてみましょう。
断食
本来は断食というのはダイエットというよりも、
お寺で行う修行です。
お寺に3~4泊し、
お水以外一切口にできないという忍耐との戦いになる修行です。
体を極限に追い込むことで
体内の老廃物が排出されてダイエット効果が高まるので、
本物の断食をしたい人は、お寺にいきましょう。
ただし、
断食に耐えられる体かどうかのために
ある程度受付には制限があります。
自分の家で勝手にひとりで断食をするのは
健康を害して非常に危険ですから、やめましょう。
プチ断食
週末だけ行うプチ断食や、
夕食だけ抜く1食断食、
酵素ドリンクだけOKにする酵素ファイスティング(断食)など、
さまざまあります。
カロリー摂取量が抑えられるので
ダイエット効果がある反面、
食事を元に戻すと
また元に戻るというリバウンドのしやすさが問題です。
無理な断食は筋肉も一緒に落ちやすいので、
きちんとした商品を選び、
正しい指導のもとに行うようにしましょう。
カロリー制限ダイエット
食べる量を減らし、
1日に摂取する総カロリーを制限し、
【消費カロリー＞摂取カロリー】にして痩せる方法です。
甘いものや揚げ物など
カロリーの高いものは摂取できないため
肉や魚も脂身のないものしか食べれなくなります。
30代女性の基礎代謝量は、
1200kcal程度のため、
1日のトータルをこれ以下に抑える必要があり、
日中に高カロリーのものを摂取してしまうと
夜はもう摂取できくなります。
一時的に体重は減りますが、
ストレスと空腹で挫折しやすく、
そしてリバウンドもしやすいことと、
栄養が偏りますので健康を害する危険が一番高いのがこの方法です。
素人にはオススメできません。
栄養バランスとカロリーを管理できる栄養士などに
毎回食事を作ってもらえる環境ならば
ストレスもなく成功するでしょう。
糖質制限ダイエット
糖質の摂取を控えて、
血糖値の上昇を抑えてインスリンの分泌を抑え、
脂肪の蓄積を抑えるというダイエット方法です。
ライザップで大ブームとなった食事療法です。
炭水化物やイモ類、根菜、甘いものなど
糖質が含まれるものはすべて食事から抜き、
脂質やたんぱく質を中心とした食事になります。
肉、魚、きのこ、海草、野菜（根菜除く）
といったものを中心とした食生活です。
結果が出やすく空腹で苦しいこともないのですが、
制限が多くルールが複雑なので最初は覚えることが多く大変かもしれません。
また、炭水化物がないと
便が硬くなり便秘になりやすいので注意が必要です。
おなか想いのビフィズス菌はダイエットと便秘にも効果ありの記事はコチラ
炭水化物抜きダイエット
これは、糖質制限ダイエットのように
ストイックに全ての糖質を抜くのではなく、
主食である米、パン、麺および芋は食べない
といったダイエット方法です。
プチ糖質オフダイエットとも言われます。
もちろんお菓子も厳禁。
全体の糖質量が抑えられるため、
血糖値の著しい上昇が抑えられ、
ダイエット効果が発揮されます。
糖質制限ダイエットのように
レシピが複雑にならない分、
簡単に取り組むことができます。
結果が出やすく、
ストレスがかからず、
栄養も偏りにくいので、
初心者にはオススメのダイエット方法です。
しかし、便秘になりやすいため
食物繊維や水分補給に十分に気をつけましょう。
置き換えダイエット
3食のうち、1食だけを
ダイエットスムージーやスープなどに
置き換えることで1日の総カロリーを抑える方法です。
プチ断食の一つともいえます。
他の2食は何を食べてもいいので、
栄養も偏りにくく、ストレスもそこまでかかりません。
ただし、他の2食の食事量が多いと
結果が出にくいことや、
スムージーやスープの味に飽きてしまうので、
長続きしにくいかもしれません。
今は市販やネットでいろいろな置き換えフードが
売っているので楽しみながら続けましょう。
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まとめ
ダイエットは、どの方法を選んでも糖質制限かカロリー制限か結局はどちらかを制限されています。短期集中で痩せるのはリバウンドの元になりますので、自分の生活や性格、恰好に合わせてストレスなく毎日継続できるものを選ぶようにしましょう。
